2018年2月19日月曜日

私という人間



私という人間を表現するのであれば、
『アドベンチャー』が一番ぴったりの言葉です。


好奇心が旺盛で特に世界中の
人、文化、歴史に興味があり、
興味のある事のためにならば、
地球の裏側まで行くことに
何も苦を感じません。


言葉や文化が違っても
必ず理解しあえると信じているので、
全く言葉の通じないような場所でも
先ずは現地に行ってみるというような、
少し無謀な特徴を持っていますが、


世界の様々なところに
心を開き深く語り合える友人ができ、
様々な価値観で物を考え、
世界の現状を捉え、


私が私自身で日本人であることに
より誇りを持てるようになったのは、
それらの友人たちとの出会いと
その背景にある文化や歴史を
理解したおかげだと思っています。


また、ヘリコプターで山頂まで飛び、
そこからスキーで滑り、
途中からパラグライダーでビーチまで下り、
海で波乗りをして、
セーリングで移動するようなことを
本気で計画するような
男の子のような特徴を持っています。


数年前までは、
テントと食料とスキーを担いで、
雪山を登り、地図とコンパスを頼りに
スキーで下山していくような週末を過ごしていたので、
毎週末、両親は無事に帰ってくることを
心から祈っていたのではないかと
子どもがいる今であれば想像できます。


幼いころの生活を振り返ってみると、
ロシア ボリショイ・バレエやパリ・オペラ座バレエ、
ミラノ スカラ座やパリ オペラ座
ウィーン・フィルやロンドン交響楽団などの来日公演や
ルーブル美術館 、バチカン美術館、
メトロポリタン美術館の来日展、
歌舞伎座、能楽の舞台など
日本のみならず世界の本物の芸術文化を
体験させてらう機会をもらう一方で、


家の近くにあった東大の植物園で
朝から晩まで木登りをしたり、
木の根っこでターザンや滑り台をしたり、

落ち葉の中でお昼寝をし、
その落ち葉でお絵描きをしたり、
裸足で池に入りザリガニやおたまじゃくしを取ったり、
興味の赴くままに
泥んこで走り回るような休日を過ごしていました。


これらの楽しかった経験が
今の『私のという人間』のベースを
つくったのではないかと思っています。



実は、ハイヒールコーチを目指している者として、
このアドベンチャーが大好きであることは、
一番の悩みなのです。


興味のあるものがあれば、
ハイヒールであるかそうでないかに関らず、
わき目も振らずに、目的物に向かって行くので、
ハイヒールで常にエレガントでいるためには、
多少の、いいえ、かなりの我慢が必要になってくるのです。


子どもが生まれ、
今までのようなアドベンチャー三昧のような生活が
出来なくなったのと同時に、
子ども目線で草むらに入り、

落ち葉や石を拾って観察し、遊び、
ARTに仕上げることを
子どもと一緒に心底楽しむような生活が始まり、


私の人生とは何とエレガンスから
かけ離れているのであろうと思うこともありますが、
だからこそ常日頃からエレガンスを意識し
美しく装い、間を意識してハイヒールで歩くことで、
『アドベンチャーでありながらエレガンスである』
私なりにバランスの取れた人間でありたいと
常日頃から思っております。

 


神戸より愛を込めて

Saint-Aurelie    Seiko

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